6.1号機はベースが下がると言う話
「エウレカは買わない方がいいっすよ」
とある販社さんからそんなことを言われた。
6.1号機が、出る。
千円あたりのベースを下げることができるようになったらしい。
故に、6号機基準で出るエウレカは買わないほうがいい・・・と言うことらしい。
さてベースが下がるとどうなるか。
千円でより回らなくなる。
「打ち手側に不利じゃん!」と、思うかもしれないがそういうわけじゃない。
千円で回す回転数を減らせると言うことは、それだけ出玉性能を尖らせることが出来る。
リゼロスペックが流行っているのは、尖った出玉性能があるからだが、それ以上にああいうシステムでないと、出玉を尖らせることが難しかったのだ。
千円あたりのベースが高い上に、有利区間の縛りがある。
千円でよく回ると言うことは、出玉性能を尖らせるためには初当たりを重くしなければならない。
しかし、有利区間の縛りのせいで初当たりを重くするには限界がある。
故にどうしても、ああ言った「当たりをCZ化」する手法をとって、実際のATへの初当たりを重くせざるを得なかった。
だが千円当たりのベースを落としてよいのであれば、その手法にも幅が広がる。
必ずしもリゼロと同様のルートを踏まなくてもそこそこ尖ったATを作ることが出来るし、尖ったATにしないのであれば今度は通常時の初当たりを軽くすることが出来る。
通常時の初あたりを軽くすることが出来れば、「当たった後に残った有利区間でエンディング到達できない」問題の解消にもつながる。
2400枚規制と有利区間1500G規制からは逃れられない。
だが、少なくとも有利区間1500G規制は以前より相対的にゆるくなったと見ていい。
千円当たりのベースを下げることでゲーム性をぐぐっと圧縮が出来る。
スロッターにとってはいいニュースと言うことが出来るだろう。