ジャグラー高設定狙いの正しい立ち回りとは?①
今尚、ホールの看板機種として君臨し続けるジャグラーシリーズ。
スロットをはじめたてで、まずジャグラーから手を出そうと考える人も多くいると思う。
また、ホールでもっとも高設定が使われている機種としてもよく名前が挙がる。
そして言われがちなのが、「初心者の高設定狙いはまずジャグラーから」と言うもの。
これ、正しいようで、間違っているようで、一週回って正しい。
色々なブログで、「ジャグラーの設定狙いは簡単そうに見えて難しい、初心者にはお勧めできない」と言う文字をよく目にする。
それも正しい。
何が難しいかって、「ジャグラーの設定狙いが簡単そうに見えること」が難しいのだ。
一方でジャグラーは「高設定狙いをする基本」を学ぶ上で非常に良い機種だ。
加えて「サラリーマンスロッターには避けて通れない機種」でもある。
ほかの機種と異なりジャグラーには様々な優位点がある。
①:(お店によるが)毎日高設定が入る
②:高設定でも捨てるプレイヤーが多い
③:夕方からでも勝負が出来る
このようにサラリーマンスロッターが設定狙いを行うなら必要な条件が全て揃っている。
逆にほかの機種と比べ弱い点は、
①:設定が一生わからない
これだ。
じゃあ設定狙いできないじゃん!!
と思うかもしれない。
いやそもそも、「ジャグラーの設定なんてレギュラーたくさん引いてれば高設定でしょ」と簡単に思っている人もいるかもしれない。
あのね、わかんないから。
ジャグラーの設定、まじでわかんない。
最近の機種は456確定とかバンバン出るけど、ジャグラーにはそれがない。
例えばこれ。
8000G ビッグ30 レギュラー33
こんなデータのハッピージャグラーがあったとする。
これの設定は?こんな台が落ちてたら拾うか?
これ1だから。
俺も目を疑ったから。
で、長いこと設定担当やっているとわかるのだけど、台数が多ければ多いほど、割とこの位の台は見かける。
これより少し悪いくらいなら、余裕で見かける。4000Gのレギュラー18くらいなら余裕で射程圏内だと思っていい。
逆もまた然り。
設定6なのに5000回転してもレギュラーが10回なんてこともよくある。
もちろん、多くの設定1はレギュラーをあまり引けずに沈むし、設定6はレギュラーをそれなりに引いてメダルも増える。
だが一部ではそういう挙動もする。
ましてやお店の中は1と6だけではなく、ほかの設定も多く使われている。
特に私のお店では3を多用する。
3と6の判別は一日単位では不可能と言っていい。
夕方からフラッとお店に立ち寄り、レギュラーがたくさん付いているジャグラーに座れてば勝てるなんてのは幻想だ。
そんな立ち回りではなかなか結果は付いてこない。(もちろん、レギュラーが付いていない台に座るよりは、高設定にすわれている可能性は高いと思うが)
ここから設定狙いの基本を学べるのだ。
つまり、出ているから座る、と言う動きでは勝てないと言うこと。
スロットは自分たちが想像している以上に設定どおりの履歴にはならないと言うこと。
どんな履歴であっても高設定を無心で打つことだけが、勝利の鉄則であると言うこと。
高設定狙いでもっとも大切なのは、お店が高設定をその場所・その台に使っていると言う根拠をどれだけ持てるか。
一日で見たデータなど、これほどまでに役に立たない。
ジャグラーのレギュラーほど大きな設定差があっても、これだけ違う動きをする。
この事実を頭で理解しているか・いないかは非常に大きい。
たまたま出たから高設定、出なかったから低設定。
挙動が悪いから低設定、挙動がいいから高設定。
この考えは捨てたほうがいい。
もちろん、参考にはなるし、必要な情報ではあるのだが。
もし今までレギュラーのついている・いないだけで高設定か低設定か判断している方がいたら、少しだけ考え直して見て欲しい。もちろん、参考にはなるので頭ごなしに否定はしないが。
次回の②では具体的にどうやって立ち回るかを記載していこうと思う。